【知らずに偽物を売った】逮捕のリスクは?ブランド品のコピー品を査定に出す際の注意点
「もしかして、私が売ろうとしているこれ、偽物かも…?」
「知らずに偽物を買取店に持っていったら、警察に通報されるの?」
フリマアプリやネットオークションが普及した現代、意図せずコピー品を手にしてしまうリスクは誰にでもあります。そんな品物をいざ売ろうとした時、頭をよぎるのは**「逮捕」**という不穏な二文字ではないでしょうか。
結論から申し上げますと、「偽物だと知らずに」一度査定に出しただけで、即座に警察に捕まることはまずありません。 しかし、対応を間違えると法的なトラブルに巻き込まれるリスクがあるのも事実です。
この記事では、ブランド品の偽物を査定・売却しようとした際の法的リスクや、買取店の裏事情、そして不安を解消するための具体的な対策を詳しく解説します。
1. 知らずに偽物を査定に出したらどうなる?
最も気になる「逮捕のリスク」について、法律の観点から整理していきましょう。
「故意」がなければ罪には問われない
日本の法律(商標法など)では、偽ブランド品を販売したり、転売目的で所持したりすることを禁じています。しかし、犯罪が成立するためには「それが偽物であると知っていた(故意)」ことが条件となります。
そのため、本物だと信じて査定に持ち込んだだけであれば、犯罪にはなりません。
買取店でのリアルな対応
もし持ち込んだ品物が基準外(偽物の疑いがある)だった場合、鑑定士から「これは偽物です」とはっきり言われることは稀です。多くの場合、**「弊社の規定により、お取り扱いできません」**という言葉で返却されます。
お店側も、お客様が悪意を持って持ち込んだのか、知らずに持ち込んだのかを判断できないため、その場で通報するようなことは通常ありません。
2. 要注意!「逮捕」や「トラブル」に発展する危険なケース
「知らなかった」では済まされない、あるいは疑いをかけられてしまうパターンがいくつか存在します。
偽物だと分かっていて何度も売却しようとする
一度、別のお店で「取り扱い不可」とされたものを、偽物と知りながら他店へ持ち込み続ける行為は危険です。何度も繰り返すと「悪意がある(偽物と知って売ろうとしている)」とみなされ、警察への通報リスクが高まります。
フリマアプリやネットオークションへの出品
実は、買取店へ持ち込むよりも個人間取引の方がリスクは格段に高いです。
アカウントの永久停止: 事務局のAI検知や通報により、一発でBANされる可能性があります。
商標法違反の疑い: 不特定多数に販売する行為は「業」とみなされやすく、警察の捜査対象になるケースがあります。
民事トラブル: 購入者から「詐欺だ」と訴えられ、返金対応や損害賠償を求められる泥沼の争いに発展します。
3. 鑑定士はどこを見て「基準外」と判断しているのか?
買取店が買取を拒否する「基準外品」には、共通の特徴があります。プロの視点を知ることで、セルフチェックに役立てましょう。
細部の「作り」の甘さ
縫製(ステッチ): 高級ブランドは糸の角度、間隔がミリ単位で揃っています。偽物は糸が浮いていたり、縫い目が重なっていたりします。
金具の処理: ビスの頭の形、ファスナーの滑り、メッキの厚み。偽物は角が鋭利で指に引っかかるような感覚(バリ)があることが多いです。
ロゴと刻印の正確性
フォントの違い: 0.1mm単位の太さの違いや、文字の間隔の違和感を鑑定士は見逃しません。
刻印の深さ: 本物はプレスが鮮明ですが、偽物はレーザー刻印などで薄っぺらく仕上げられていることが多々あります。
素材の質感と匂い
革の質感: 本革特有のしなやかさや香りがなく、ビニールのような独特の薬品臭がする場合は注意が必要です。
4. 「本物か偽物か不安」な時の賢い解決策
手元にあるブランド品に自信が持てない時、リスクを最小限にして価値を確かめる方法をご紹介します。
ステップ1:信頼できる大手買取店の「無料査定」を利用する
個人経営の小さなショップよりも、全国展開している大手買取店の方が、膨大な真贋データを持っています。最近では**「LINE査定」**などで、写真を送るだけで事前確認ができるサービスも充実しています。わざわざ店頭に行かなくても、「値段がつくかどうか」を確認できるため、精神的なハードルも低くなります。
ステップ2:複数の店舗を比較する
「1店舗で断られた=偽物」とは限りません。そのお店の在庫状況や、鑑定士の得意ジャンルによって判断が分かれることもあります。2〜3社に依頼して、すべてで断られた場合は「基準外品」として諦め、自分で使い切るのが最も安全です。
ステップ3:付属品を最大限に活用する
購入時のレシート、ギャランティカード(保証書)、保存袋などは、その品物が正規のルートで流通した証拠になります。これらがあるだけで、鑑定の精度と信頼性が格段に上がります。
5. まとめ:不安を解消して損をしないために
ブランド品の「偽物買取」を巡る問題で、一番怖いのは**「よく分からないまま放置したり、無理に売ろうとしてトラブルに巻き込まれたりすること」**です。
もし「偽物かも?」と思ったら、以下の3点を守ってください。
フリマアプリには絶対に出さない
無理に「本物だ」と言い張って売ろうとしない
まずはプロの無料査定で「価値の有無」を確認する
正しい知識を持っていれば、逮捕を恐れる必要はありません。信頼できるプロの目を通すことで、本物であれば適正な高価買取に繋がりますし、そうでなければ適切に処分する決心がつきます。
「このバッグ、もしかして…?」と一人で悩んでいませんか?
まずは、業界大手のオンライン写真査定を試してみるのが一番の近道です。名前を伏せて相談できるサービスも多いため、まずは現在の市場価値(値段がつくかどうか)を確認してみることから始めましょう。
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