偽物を買ってしまったら?フリマアプリのトラブル対処法と、プロが教える「絶対避けるべき出品者」の特徴


「憧れのブランドバッグが安く手に入った!」と喜んだのも束の間、届いた商品を見て「これ、本物……?」と違和感を抱いたことはありませんか?

メルカリやラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリの普及により、誰もが手軽にブランド品を売買できるようになりました。しかしその一方で、巧妙に作られた「偽物(コピー品)」による被害が絶えません。

もし、偽物を掴まされてしまったらどうすればいいのか。お金は戻ってくるのか。

この記事では、**偽物が届いた直後の「絶対守るべきルール」から、返金までの具体的なステップ、そして二度と被害に遭わないための「怪しい出品者の見分け方」**をプロの視点で徹底解説します。


1. 【重要】偽物かも?と思ったら「絶対にやってはいけないこと」

トラブル解決のために、まずはこの鉄則を叩き込んでください。

× 受取評価を絶対にしない

受取評価をした時点で「取引完了」となり、運営側から出品者へ売上金が振り込まれてしまいます。評価後の返金交渉は極めて困難です。違和感があれば、何があっても評価ボタンを押してはいけません。

× 商品を勝手に返送しない

相手の同意なく返送すると、「商品を受け取っていない」「別のものを送ってきた」と言い逃れされるリスクがあります。必ず運営事務局と出品者の合意を得てから動くのがルールです。


2. 偽物が届いた時の「返金までの5ステップ」

冷静に、以下の手順で進めましょう。

① 出品者にメッセージを送る

感情的にならず、「鑑定に出したところ、基準外(正規品と確認できない)との回答でした。返品・返金を希望します」と事務的に伝えます。

※「偽物だろ!」と決めつけるより、鑑定結果を盾にする方が交渉がスムーズになります。

② 運営事務局に報告する

出品者とのやり取りと並行して、アプリの問い合わせフォームから状況を詳しく報告します。「偽物の疑いがある」「出品者と交渉中である」ことを記録に残すためです。

③ 証拠を確保する

シリアルナンバーの不備、粗悪な縫製、タグの印字ミスなど、おかしいと思う箇所の写真を詳細に撮っておきます。

④ 事務局の指示に従い返品する

多くの場合、事務局が間に入り、返品・キャンセルの手続きを案内してくれます。配送追跡ができる方法(ゆうパックやヤマト運輸など)で返送し、控えを保管してください。

⑤ キャンセル成立・返金

事務局が出品者の受領を確認、または強制的に取引をキャンセルすることで、支払った代金があなたの元へ戻ります。


3. プロが教える「絶対避けるべき出品者」の共通点

被害を未然に防ぐのが最大の防御です。プロの鑑定士がチェックする「地雷出品者」の特徴をまとめました。

  • 評価が「0」または「悪い」が目立つ: 捨てアカウントで偽物を売り抜こうとする典型的なパターンです。

  • ブランド公式サイトの画像しか載せていない: 実物の写真がないのは、偽物を見られたくない証拠。必ず「実物の全体、ロゴ、シリアル、付属品」の写真があるか確認しましょう。

  • 相場より異常に安い: 「もらいものなので」「急ぎで現金が必要なので」という言葉は常套句です。相場の半額以下の商品は99%偽物と疑ってください。

  • 日本語が不自然: 翻訳機を使ったような説明文や、質問に対して噛み合わない回答が来る場合は、海外の組織的な偽物販売グループの可能性があります。

  • 「ノベルティ」「海外並行輸入品」という言葉を多用: これらは偽物を売る際によく使われる「言い訳ワード」です。特に「鑑定後の受取評価はお断りします」と書いている人は真っ黒です。


4. トラブルに巻き込まれないための「自己防衛」

  • 鑑定サービスを利用する: 最近では、メルカリの「あんしん鑑定」のように、プロの鑑定を経てから商品が届くサービスも登場しています。高額商品の場合は、こうした仕組みを積極的に活用しましょう。

  • 発送元をチェックする: プロフィールは日本国内なのに、発送元が「未定」や「海外」になっている場合は要注意です。


5. まとめ:知識こそが最大の防御

フリマアプリでのブランド品購入は、大きな節約になる一方で、常にリスクと隣り合わせです。

もし偽物を買ってしまっても、**「評価前に事務局へ相談」**という正しい手順を踏めば、お金を取り戻せる可能性は十分にあります。しかし、一番大切なのは「安すぎる甘い誘惑」に飛びつかないことです。

今回の記事を参考に、賢く、安全にフリマアプリを楽しんでください。もし「これって本物かな?」と迷うものがあれば、売却前にプロのブランド査定に出して、その価値を確かめてみることをおすすめします。



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