【初心者向け】初めての出刃包丁は何センチが正解?失敗しないサイズ選びとおすすめ3選
「釣った魚を自分で捌きたい」「スーパーの一本魚を三枚卸しにしてみたい」
そんな意気込みで出刃包丁を探し始めたものの、いざ道具を目の前にすると「10.5cmから21cmまで、種類が多すぎてどれを買えばいいの?」と立ち止まってしまいませんか?
三徳包丁や牛刀とは違い、**出刃包丁(でばぼうちょう)は「大は大を兼ねない」**のが最大の特徴です。サイズ選びを間違えると、小回りが利かなかったり、逆に大きな魚の骨が断てなかったりと、料理のストレスに直結してしまいます。
この記事では、初心者の方が「最初の一本」で絶対に失敗しないための刃渡りの正解と、プロも認める信頼のブランドから厳選したおすすめモデルを詳しく解説します。
1. 結論:初心者が最初に買うべき「黄金サイズ」はこれ!
結論から申し上げますと、ご家庭で最も汎用性が高く、最初の一本として理想的なサイズは**「15cm(5寸)」または「16.5cm(5.5寸)」**です。
なぜこのサイズが正解なのでしょうか?その理由は「捌く魚のサイズ」と「手の馴染み」のバランスにあります。
なぜ15cm〜16.5cmなのか?
対応範囲が広い: アジやサバなどの中型魚はもちろん、スーパーでよく見かける40cm前後の真鯛やイナダ(ブリの若魚)まで、これ一本で網羅できます。
重量バランスが良い: 出刃包丁は厚みがあり重いのが特徴ですが、15cm前後であれば重すぎず、女性や料理初心者の方でも「包丁の重みを利用して切る」という感覚を掴みやすいのです。
収納のしやすさ: 一般的な家庭用まな板や包丁差しに収まりやすく、日常使いで邪魔になりません。
2. 魚の種類別・おすすめ刃渡りガイド
もし、あなたが「特定の魚しか捌かない」と決めている場合は、以下の基準も参考にしてください。
| ターゲットの魚 | 推奨される刃渡り | 特徴 |
| 小魚(アジ、イワシ、キス) | 10.5cm 〜 12cm | 「小出刃」と呼ばれ、細かい作業に特化。 |
| 中型魚(サバ、タイ、イナダ) | 15cm 〜 16.5cm | 【万能サイズ】 初心者はここからスタート。 |
| 大型魚(ブリ、カンパチ、サケ) | 18cm 〜 21cm | 重厚感があり、太い背骨も一刀両断できます。 |
注意ポイント:
初心者がいきなり18cm以上の大きな出刃を買うと、刃先までの距離感が掴みづらく、指を怪我するリスクが高まります。まずは15cm前後で「片刃包丁」の扱いに慣れるのが上達への近道です。
3. 失敗しない!購入前にチェックすべき3つのポイント
サイズが決まったら、次は「中身」の確認です。ブランド品の出刃包丁を選ぶ際は、以下の3点を意識しましょう。
① 素材:ステンレス系か鋼(ハガネ)か
ステンレス(銀三・V金10号など): 錆びにくく、手入れが格段に楽です。最近の高級ブランドのステンレスは、プロも驚くほどの切れ味を誇ります。「毎回研ぐのは大変」という方はこちら。
鋼(白紙・青紙など): 究極の切れ味を求めるならこちら。ただし、使用後すぐに水分を拭き取らないと数分で錆び始めるため、中〜上級者向けです。
② 持ち手(柄)の形状
伝統的な「和包丁」らしい木製の差し込み型か、衛生的なオールステンレス一体型か。手の馴染みが良いのは木製ですが、長く使うなら腐食しにくい加工が施されたブランド品を選びましょう。
③ 信頼できるメーカー(産地)か
大阪の「堺」、岐阜の「関」、福井の「越前」など、日本には世界的な刃物の産地があります。これらの産地のブランド品は、検品体制が厳しく、刃付け(仕上げの研ぎ)が丁寧なため、箱出しの状態から最高の切れ味を体感できます。
4. 【厳選】初心者におすすめのブランド出刃包丁3選
品質、知名度、使いやすさの3拍子が揃った、投資価値のある一本を紹介します。
【第1位】實光刃物(じっこうはもの)|堺刃物
プロの料理人からの支持が厚い堺の老舗。特に「上作」シリーズの出刃は、初心者でも研ぎやすく、かつ鋭い切れ味が長く続きます。一生モノを探しているなら間違いありません。
【第2位】藤次郎(TOJIRO)|燕三条
コストパフォーマンスの高さで世界中にファンを持つブランド。ステンレス製の出刃包丁のラインナップが豊富で、錆びに強く扱いやすいため、初めて和包丁を手にする方に最適です。
【第3位】貝印 旬(Shun)|関刃物
洗練されたデザインと最新の鋼材を組み合わせた人気シリーズ。伝統的な出刃の機能はそのままに、モダンなキッチンにも馴染む美しさがあります。贈り物としても非常に喜ばれます。
5. まとめ:理想の一本を手に入れて「魚捌き」を趣味にしよう
初めての出刃包丁選びで迷ったら、まずは**「15cm前後のステンレス製ブランド包丁」**を手に取ってみてください。
良い道具は、あなたの技術不足を補ってくれます。骨に当たった時の感覚、身がスッと離れる快感は、安価な包丁では決して味わえないものです。
一度ブランド品の出刃を使えば、スーパーの切り身では満足できなくなるかもしれません。自分で捌いた魚の刺身は、鮮度も味も格別です。ぜひ、あなたにぴったりの一本を見つけて、豊かな食卓を楽しんでくださいね。
【保存版】一生モノの相棒。ブランド品の出刃包丁が料理の腕を劇的に変える理由と選び方