海外ブランド品を安く買うなら必須!関税と消費税の仕組みを徹底解説


「海外の通販サイトで憧れのバッグを見つけたけれど、関税がいくらかかるか不安…」「日本で買うより安いと思ったのに、後から請求が来て驚いた」といった経験はありませんか?

海外からブランド品を個人輸入したり、海外旅行でお土産を購入したりする際、必ずついて回るのが関税の問題です。特に高価なラグジュアリーブランド、革製品、時計などは、種類によって税率が大きく異なります。

この記事では、ブランド品を輸入・持ち込みする際の関税の計算方法や免税のルール、賢くコストを抑えるためのポイントを分かりやすく解説します。


1. 個人輸入と海外旅行での免税ルールの違い

ブランド品にかかる税金を理解する第一歩は、**「海外通販(個人輸入)」「海外旅行の携帯品」**でルールが異なることを知ることです。

海外通販(個人輸入)の場合

インターネットを通じて海外から商品を取り寄せる場合、基本的には「課税価格」が**1万円以下(商品代金の合計が約16,666円以下)**であれば、関税と消費税は免除されます。

ただし、以下の品目は金額に関わらず免税対象外となるため注意が必要です。

  • 革製のバッグ、ハンドバッグ

  • 革靴、ブーツ(特に税率が高い)

  • ニット製の衣類(セーター、カーディガン等)

海外旅行の携帯品(別送品)の場合

海外で購入して自分で持ち帰る場合、合計額が20万円までは免税となります。

  • 1個の価格が20万円を超える場合は、その商品価格の全額に対して課税されます。

  • 20万円以内であっても、同一品目の合計が1万円以下の場合は免税枠にカウントされません。


2. ブランド品の種類別・関税率の目安

ブランド品といっても、バッグ、洋服、時計などで税率は全く違います。ここでは代表的な品目の税率(簡易税率を含む目安)をご紹介します。

品目一般的な関税率(目安)備考
高級腕時計無税消費税のみ課税
ジュエリー・宝石無税〜5%程度素材により異なる
バッグ・財布(革製)8%〜15%簡易税率が適用される場合が多い
衣類(布製)10%前後素材や編み方で変動
革靴30%または4,300円/足いずれか高い方(非常に高額)

ポイント:

腕時計やジュエリーは関税が無税(0%)に設定されていることが多いですが、**輸入消費税(10%)**は別途かかることを忘れないようにしましょう。


3. 関税の計算方法:課税価格の出し方

個人が自分のために購入する「個人輸入」の場合、実は少しお得な計算ルールが適用されます。

個人輸入の課税価格 = 海外小売価格(商品代金) × 0.6

本来、ビジネス目的の輸入では「商品代金+送料+保険料」の全額が課税対象になりますが、個人使用の場合は商品価格の6割に対してのみ税金がかかります。

計算例:10万円のブランドバッグを購入した場合

  1. 課税価格を出す: 100,000円 × 0.6 = 60,000円

  2. 関税を計算: 60,000円 × 10%(仮の税率) = 6,000円

  3. 消費税を計算: (60,000円 + 6,000円) × 10% = 6,600円

  4. 合計の税金: 12,600円 + 通関手数料(数百円)

このように、商品代金以外に約1割強のコストが上乗せされるイメージを持っておくと安心です。


4. 失敗しないための具体的な対策と注意点

革製品は「簡易税率」の対象外になることも

通常、課税価格の合計が20万円以下の場合は「簡易税率」という一律の低い税率が適用されます。しかし、革靴や一部のハンドバッグは、国内産業保護のために簡易税率が適用されず、より高い「一般税率」が適用されるケースがあります。特にレザーアイテムを購入する際は、事前のシミュレーションが欠かせません。

為替レートの影響

関税を計算する際の日本円換算は、購入時のレートではなく、**「税関を通る日のレート」**が適用されます。円安が進んでいる時期は、想定よりも課税額が上がってしまう可能性があるため、余裕を持った予算設定が必要です。

偽造品(コピー品)のリスク

あまりに安すぎるブランド販売サイトは注意が必要です。税関で偽造品(コピー商品)と判断された場合、商品は没収・廃棄されます。この場合、支払った代金は戻ってこないだけでなく、悪質な場合は法的責任を問われる可能性もあります。信頼できる正規代理店や有名セレクトショップを利用しましょう。


5. まとめ:賢くブランド品を手に入れるために

海外ブランド品を購入する際は、以下の3点を必ずチェックしましょう。

  1. 免税の範囲内か: 16,666円ルール(通販)や20万円ルール(旅行)を活用する。

  2. 品目の税率を知る: 時計は無税、革製品は高め、といった特徴を把握する。

  3. 諸費用を含めて比較: 「現地価格 × 0.6 × (関税率+消費税率)」で概算を出し、日本での販売価格と比較する。

正しく仕組みを理解していれば、海外限定モデルや日本未発売カラーを安心してお得に手に入れることができます。ぜひ、賢いショッピングを楽しんでください。

もっと詳しく「特定のブランドや国からの輸入にかかる具体的な税率」を知りたい場合は、税関の公式サイトを確認するか、通関業者に問い合わせるのが最も確実な方法です。


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