円安時代に価値が落ちないブランド品5選!ロレックスやエルメスが「持つ資産」と言われる理由

「銀行に預けておくだけでは不安」「インフレでモノの値段がどんどん上がっている……」

そんな時代背景の中、今改めて注目されているのが、ハイブランド品を「実物資産」として保有する考え方です。

特に円安が進行している局面では、海外ブランドの定価が引き上げられるため、すでに手元にあるブランド品の価値は相対的に高まります。以前は「贅沢品」だったブランドバッグや高級時計が、今や「価値の落ちない守りの資産」へと姿を変えているのです。

今回は、なぜ円安でブランド品の価値が上がるのか、そして数あるブランドの中でも特に「買い」と言われる、価値の落ちにくい王道ブランド5選を詳しく解説します。


円安がブランド品の価値を押し上げる仕組み

なぜ為替の変動が、私たちのクローゼットにあるブランド品に影響するのでしょうか。その理由は、ブランド品が「グローバルな通貨」と同じ役割を果たしているからです。

1. 日本国内の定価上昇(スライド値上げ)

海外に拠点を持つブランドは、為替レートに合わせて日本での販売価格を調整します。円安になれば、当然ながら日本での定価は上がります。新品の値段が上がれば、「中古でもいいから安く買いたい」という需要が増え、結果として中古市場の買取価格も底上げされます。

2. 世界共通の価値基準

ロレックスやエルメスといった超一流ブランドは、世界中どこへ行ってもその価値が認められています。日本円の価値が下がっても、ブランド品そのものの「世界的な価値」は変わりません。そのため、円安時には「円(現金)」で持っているよりも「モノ」として持っているほうが、資産の目減りを防げるのです。


価値が落ちない!資産性が高いブランド5選

数多くのブランドの中でも、特に「リセールバリュー(再販価値)」が極めて高く、投資的な側面でも注目されている5つのブランドを厳選しました。

① エルメス(HERMÈS)

「資産価値」という言葉が最も似合うブランドです。特にバーキンやケリー、コンスタンスといった定番モデルは、正規店でも入手が非常に困難なことから、中古市場で定価を大きく上回る「プレミアム価格」で取引されることが常態化しています。

熟練の職人による手作業にこだわり、生産数を厳しく制限しているため、供給が需要に追いつきません。この「圧倒的な希少性」こそが、不況や為替変動に左右されない強さの源です。

② ロレックス(ROLEX)

高級時計の代名詞であるロレックスは、もはや「腕に巻く金塊」とも称されます。特にデイトナ、サブマリーナー、GMTマスターIIなどのスポーツモデルは換金率が非常に高く、購入時よりも高く売れるケースも少なくありません。

ロレックスは実用性が高く、数十年使い続けられる耐久性があるため、古いモデル(ヴィンテージ)になっても価値が落ちにくいのが特徴です。

③ シャネル(CHANEL)

ここ数年、最も価格上昇率が高いブランドの一つがシャネルです。象徴的な**マトラッセ(チェーンショルダーバッグ)**は、毎年のように価格改定が行われ、定価がかつての数倍になっているモデルもあります。

「自立した女性の象徴」としてのブランドイメージが確立されており、流行に左右されないデザインが多いため、30年前のヴィンテージ品であっても高額で買い取られるケースが続出しています。

④ ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)

世界最大のブランド帝国LVMHの中核を担うルイ・ヴィトンは、圧倒的な知名度を誇ります。特にモノグラムやダミエといったラインは、耐久性に優れたキャンバス素材を使用しており、長く愛用できる点が支持されています。

アウトレット販売を一切行わない戦略により、ブランド価値が非常に安定しており、中古市場でも常に安定した高水準の価格で取引されています。

⑤ ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)

ジュエリー界で「資産」として選ぶなら、このブランドは外せません。特に四つ葉のクローバーをモチーフにしたアルハンブラシリーズは、世界的な人気を誇ります。

金(ゴールド)や天然石の価格高騰に加え、ブランドそのものの格付けが高いため、ジュエリーでありながら高いリセールバリューを維持しています。


「持つ資産」としてブランド品を選ぶ際の注意点

せっかく資産として購入しても、選び方や扱い方を間違えると価値を下げてしまうことがあります。

  • 「定番」を狙う:流行の限定デザインよりも、何十年も形が変わっていない「定番モデル」の方が、将来的に安定した価格で売却できます。

  • 付属品を大切に保管する:箱、保存袋、特にロレックスの「保証書」やエルメスの「レシート」などは、本物であることを証明する重要な資産の一部です。

  • コンディションの維持:革製品の湿気対策や時計の定期的なメンテナンスは欠かせません。状態が良いほど、数年後の売却価格に大きな差が出ます。

まとめ:賢く選んで、楽しみながら資産を守る

円安やインフレが進む現代において、ブランド品を単なる「消費」ではなく「投資・資産」として捉えることは、非常に合理的な選択です。

憧れのアイテムを手に入れ、日常で使いながら、その価値を守り続ける。そんな「楽しみながらの資産形成」は、ハイブランドだからこそ成し遂げられる贅沢なスタイルです。もしお手元に、最近使っていない眠っているブランド品があるなら、今の為替状況での価値を一度確かめてみるのも良いかもしれません。