カップルでできる「いびき日記」のすすめ|パートナーとの関係も健康も守る方法
いびきは、本人だけでなくパートナーの睡眠にも影響を与える意外と多い問題です。「うるさくて眠れない」「寝不足でイライラする」と感じるカップルも少なくありません。しかし、いびきをただ指摘しても改善は難しいことがあります。
そこでおすすめなのが、「いびき日記」をカップルでつける方法です。遊び感覚で取り組めるうえ、健康管理にもつながり、二人のコミュニケーションにも役立ちます。
「いびき日記」とは?
いびき日記とは、毎日の睡眠中のいびきの状態を記録する習慣です。記録内容には以下が含まれます。
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いびきの強さ(大きい・普通・小さいなど)
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いびきが続く時間
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寝る前の生活習慣(飲酒・食事・運動・スマホ使用など)
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睡眠の質(熟睡感、目覚めのスッキリ度)
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その他気になる症状(息が止まる、口の渇き、日中の眠気など)
紙やアプリで簡単に記録でき、客観的にいびきのパターンや原因を把握することができます。
なぜカップルでつけるのが良いのか?
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客観的にデータを共有できる
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自分では気づかないいびきの状況をパートナーが確認
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記録をもとに改善策を話し合える
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指摘しあうストレスを減らせる
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「うるさい!」と怒る代わりに、データとして扱うことで喧嘩防止
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改善のモチベーションになる
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飲酒や寝る姿勢の工夫など、習慣改善の効果が数値や記録で確認できる
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健康チェックにもなる
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いびきは睡眠時無呼吸症候群や肥満、生活習慣病のサインの場合も
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記録を持参して医師に相談できる
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「いびき日記」の具体的なつけ方
1. シンプルに毎日記録
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強さ:大・中・小(またはスケール1〜5)
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時間:何時間いびきをかいたか
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寝る前の習慣:飲酒、食事、運動など
2. 写真やアプリで記録(任意)
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スマホアプリで録音しておくと、自分のいびきの音を確認できる
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「音の大きさ」「タイミング」も後から客観的に分析可能
3. 週に一度振り返り
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「飲酒が多い日はやっぱり大きいいびき」など傾向を確認
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改善策を一緒に考える(寝る姿勢、加湿器使用、生活習慣改善など)
いびき改善に役立つ習慣
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寝る姿勢の工夫:横向きで寝るといびきが軽減
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体重管理:肥満は気道を圧迫し、いびきの原因に
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飲酒・食後の時間調整:寝る直前の飲酒や食事を控える
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加湿・空気の通り道を確保:乾燥や鼻づまり対策
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睡眠環境の改善:騒音・寝具の見直し
まとめ
いびきは単なる「うるさい音」だけではなく、健康や生活の質に関わるサインです。カップルで「いびき日記」をつけることで、楽しみながら問題の把握と改善が可能になります。
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データを共有して客観的に確認
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指摘せずにコミュニケーションをとる
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生活習慣の改善や医療相談につなげる
「彼のいびきが気になる…」「私のいびき、うるさいかも」と思ったら、まずは日記をつけてみることから始めましょう。二人で健康的な睡眠習慣を作ることが、関係性にもプラスに働きます。