埋没法の腫れがひどいと心配な人へ。原因と早く引かせるための具体的な対処法をやさしく解説
二重の埋没法を受けたあとに腫れが強く出ると、「失敗?」「このまま引かない?」「出勤できない…」など、不安でいっぱいになりますよね。とくに初めての整形の場合、わずかな変化でも“ひどい腫れ”と感じやすく、焦ってしまう人が多いです。
ここでは、腫れが強く出る仕組み、通常の経過と異常の境界、自宅でできる回復ケア、やってはいけない行動、追加トラブルを防ぐ方法まで、やさしく丁寧にまとめています。
埋没法で腫れがひどくなる仕組み
埋没法はまぶたに糸を留めて二重ラインを作る施術です。切らない施術ですが、内側にはしっかり刺激が入るため、どうしても腫れやすい部位です。
腫れがひどくなる主な理由
-
糸を留めた部分の炎症反応
-
麻酔注射による刺激と注入量
-
元々まぶたが厚い・むくみやすい体質
-
まぶたを触りすぎたことによる追加刺激
-
施術直後の血流増加(入浴・飲酒など)
腫れは“まぶたの防御反応”なので必ずしも失敗ではありません。まずは冷静に経過を確認することが大切です。
腫れがひどくても「正常範囲」に含まれる状態
施術後、多くの人が次の症状を経験します。
-
目が開きづらい
-
ラインが不自然に広く見える
-
片側だけ強く腫れる
-
二重幅が左右で違う
-
まぶた全体がパンパン
これらは処置直後〜数日間に起こりやすく、腫れのピークは1〜2日目に来る人がほとんどです。
腫れが「異常かもしれない」サイン
次の症状が強く出ている場合は、早めに施術を行ったクリニックに相談が必要です。
-
片目だけ激痛がある
-
黄色い膿のような分泌物が出てくる
-
糸が露出している
-
触れなくても強い熱感が続く
-
どんどん腫れが増していく
感染や糸の刺激が強すぎる可能性があるため、迷わず連絡しましょう。
埋没法のひどい腫れを早く引かせる自宅ケア
自分で安全にできるケアを中心にまとめています。
1. 施術直後〜48時間はしっかり冷やす
冷やすことで炎症を抑え、腫れを最小限に。
保冷剤は直接当てず、清潔な布で包んでやさしく乗せるだけで十分です。
2. 入浴・運動・飲酒は控える
血行が良くなると腫れが悪化します。シャワーのみにして安静を心がけてください。
3. まぶたを触らない
気になって触ってしまうと腫れが長引きます。
洗顔もこすらず、流水でやさしく流すイメージで。
4. 寝るときは上半身を少し高くする
枕を重ねて軽く頭を上げると腫れがたまりにくくなります。
5. 塩分を控えてむくみ対策
普段よりむくみやすいため、スープ・インスタント食品・外食を控えるだけでも違いが出ます。
腫れがひどいときに絶対やってはいけない行動
やってしまいがちですが、腫れ悪化の原因になります。
-
強く押す・マッサージする
-
メイクで無理に隠す
-
カラコン装着でまぶたに圧をかける
-
目をこする
-
熱いタオルで温める
埋没法は糸が落ち着くまで時間が必要です。しばらくはまぶたにとって静かな環境をつくることが何より大事です。
腫れがひどい人ほど気をつけたい「まぶたの体質」
もともと次の特徴がある人は、腫れが強く出やすい傾向があります。
-
まぶたが脂肪で厚い
-
花粉症やアレルギーでよくこする癖がある
-
むくみやすい体質
-
睡眠不足が続いている
-
ホルモンバランスの乱れで肌が敏感
体質が原因の腫れは時間をかけて落ち着いていくため、焦らなくても大丈夫です。
仕上がりに不安がある人ができるチェックポイント
腫れが落ち着いてきたら、次の点をゆっくり確認します。
-
二重ラインが極端にゆがんでいないか
-
糸の結び目が表に透けていないか
-
片側だけ極端に食い込みがないか
-
目を閉じた時に不自然な凹みがないか
これらは腫れではなく糸の留め方によるケースもあるため、心配なら早めに相談するのがおすすめです。
まとめ
埋没法の腫れがひどいと、不安で眠れなくなるほど心配になりますよね。でも、まぶたはとても敏感な部位のため、腫れが強くても“正常範囲”であることが多いです。
-
初期の腫れは必ずピークがある
-
冷やす・安静にする・血流を上げない
-
触らないことが最大の回復ケア
-
異常サインがあるときだけクリニックへ相談
これらを押さえておけば、自然な回復ペースに任せながら、安心して過ごせるようになります。
二重ラインは腫れが引いてからが本当の完成ですので、無理なくゆっくりケアしてみてください。